昔から、人は身近な植物の中からいろいろな薬効や有効性を見つけ出して利用してきました。また害毒のあるものは排除してきたのです。そんな人類の歴史と同じといってもいい、長年にわたる取捨選択のなかでも生き残った、人にやさしい有用な植物の中から、髪や頭皮に有効とされるものをたっぷり配合した新しいヘアカラーです。植物成分97.4%、ほぼ植物でできてます。
ヘアカラーでのアレルギーの原因となるジアミンを含む、酸化染料を使っていません。さらに、髪の中のケラチンを破壊するオキシ(過酸化水素)や、髪の痛みの原因となる、キューティクルを化学反応で押し広げるためのアルカリ剤も排除しました。
ジアミンアレルギーの方はもちろん、ヘアカラーで頭皮に刺激を感じる敏感肌の方、髪が痛むからイヤという方、ヘアマニキュアにしているけど髪の根本を染めるのが難しい という方にも、ぜひ一度お試しいただきたい、ジアミンフリーのヘアカラーです。
※ メラニン色素を破壊(ブリーチ)しないため、お客様の髪の色以上に明るく染めることはできません。(6.5トーン)
インド藍
マメ科コマツナギ族の植物。インド藍は成分表示ではナンバンアイ葉とされます。
この葉から採れる藍色の成分(インディゴ)は、古くから染料や顔料として用いられてきました。また、食紅(青色2号)の材料としても使用されることがあるそうです。
ヘナ(ヘンナ)
ミソハギ科の植物。アーユルベーダでは薬草として古くから珍重されており、またタトゥーの材料としても使われています。
葉に含まれるローソンという赤色(オレンジ色)の色素で髪に色を入れます。このローソンは、たんぱく質と結合する特性を持っています。
HC染料
HCはHair Colorの頭文字。鮮やかな色調の染料です。分子が小さく、キューティクルの隙間から髪内部に浸透して染色します。酸化染毛剤のように化学反応でキューティクルを開いて大きな分子を浸透させるものでないため、髪へのダメージは最小限。
インディゴ:ナンバンアイ葉に含まれる成分が毛髪内部に浸透し、インディゴに変化して染まります
ローソン :赤色系の天然色素(ローソン)が毛髪内部に浸透し、ケラチンに化学結合して染まります
HC染料 :毛髪表面及び内部に吸着して染まります
インディゴ・ローソン・HC染料の色が重なり、深みのある美しいブラウンを表現します
※ メラニン色素を破壊(ブリーチ)しないため、お客様の髪の色以上に明るく染めることはできません。(6.5トーン)
カキ葉
カキノキの葉。ミネラルを多く含みお茶として飲用されることもあります。毛包細胞の増殖促進効果から育毛効果が期待でき、アレルギー抑制効果があるといわれています。
カミツレ花
カモミール。キク科の1年草。保湿効果や収れん(肌のひきしめ)作用などがあります。健やかな肌を維持する効果が期待できます。
セージ
古代ローマ時代から免疫を助ける薬草として用いられてきました。抗酸化作用や抗菌作用、肌をひきしめる作用があるとされ、健やかな肌を維持する効果が期待されます。
ウンシュウミカン果皮
チンピ(陳皮)とも呼ばれ、漢方薬の原料や七味唐辛子の材料ともなります。抗炎症作用や保湿効果があり、髪の水分保持による、パサつきや、かさつきの緩和作用があるといわれています。
ローズマリー葉
ローズマリーは古くから薬やハーブとして用いられてきました。抗菌作用や血行促進効果があり、育毛効果やフケを抑える等の効果が期待できます。
アレルギー性接触皮膚炎(ジアミンアレルギー)発症の恐れがあるため排除。
キューティクルを開き、薬剤の浸透と酸化反応の促進のため使われるが、髪へのダメージが大きいため排除。
酸化反応によるメラニン色素の破壊と酸化染料の発色促進のために使用するが、髪の中のケラチンを破壊するため排除。
薬剤をクリーム状にするために使われるが、肌に刺激を与えるため排除。
薬剤の経時変化(劣化)や腐敗を恐れて添加されるが、肌に刺激を与えるため排除。
髪のつやと指通りをよくするため添加されるが、健やかな髪のためには不要なので排除。
施術時の嫌な臭いをやわらげるために使われるが、髪を染めるためには不要なので排除。
※ オキシ(過酸化水素)によるメラニン色素の破壊(ブリーチ)をしないため、お客様の髪の色以上に明るく染めることはできません。(6.5トーン)